住宅業界 闇 副業コラム

若者のマイホーム離れが止まらない!持ち家は資産にはならない住宅業界の闇とは?

皆さんはマイホームを持っていますか?

40代から50代以上の人はマイホームを持って休日は家族とゆっくり過ごすという事を夢見て30年ローンを組みマイホームを建てたという方も多いのではないでしょうか。

マイホームはサラリーマン男性の夢といても過言でないと思います。

持ち家に憧れた世代であることも相まって多くの方がマイホームを持っているもしくは考えていたのではないでしょうか。

万が一の時は家が資産になるのでそれを売れば良いと言われて購入した人もいるでしょう。

しかし、今はマイホームを持たないという選択をしている若者が増えています。

その実態や住宅業界の闇について見ていきたいと思います。

若者はマイホームに憧れが無い?

先ほども説明したように40代以上の方の多くがマイホームに憧れを持っていたと思います。

大きな買い物ですし、自分の家というのは男心をくすぐります。

言うなれば自分の城とも言えるのがマイホームです。

借家だと自分の好きなようにリフォームすることはできません。

同じ家賃を払うなら最終的には自分のものになるマイホームの方がいいと感じる方は多いのでは無いでしょうか。

カスタムも自由に出来ますし、自分が理想とする家にすることも可能です。

平屋にしてもいいですし、2階3階建の家にすることも出来ます。

またマイホームであれば庭付きのものを購入することもできるので休日は犬を走らせたり、庭でバーベキューをするということもできるのでまさに男性にとっては非常に憧れが強いものだと思います。

この文化というのはやはり欧米への憧れからきているような気がします。

休日に庭でバーベキューというのは昔の日本ではあり得ませんでした。

しかし、欧米化が進み海外の生活様式が日本にも取り入れられるようになってからマイホームへの憧れというのは一気に加速したように感じます。

実際、日本は江戸時代は借家文化で多くの地方民が江戸に出稼ぎに来ていました。

そもそも日本で大きな家を持っているのは農家やある程度お金持ちの家が多く地方では土地もたくさんあるのでマイホームを建てる事ができたというのが背景にあると感じます。

欧米化によってマイホームこそ成功者の証、夢の実現というようなイメージが徐々に浸透していった事である一定の年齢層にはマイホームが憧れの対象になっているのでは無いかと思います。

ですが先ほども説明したようにいまの若い人たちはマイホームという物に憧れを頂いていません。

むしろマイホームというのは不便とすら感じています。

その心理について解説していきます。

若者のマイホーム離れが止まらない?!

いまの若者はマイホームに対する憧れがありません。

またマイホームについては欲しいとすら思っていない人も多いです。

一般的にマイホームというのは資産になるという理由もあり購入している方も多いですがマイホームを立てたことによる弊害やデメリットもあります。

それらについても説明していきます。

『生活水準を下げる事ができなくなる』

マイホームを購入してしまうと生活水準を下げることができなくなります。

仮に月収が30万円とします。

マイホームのローン家賃が10万円だった場合は残りの20万円が食費や生活費に使えます。

なので最低でも10万円は家賃としてお金を残しておく必要があります。

ローンなので一定の金額を毎月払っていくので基本的には賃貸と変わらないように見えます。

しかし、給料が20万円になった場合は生活費が10万しか使えません。

本来なら20万円使えていたところが10万しか使えないというのは生活ができなくなります。

マイホームを購入し、ローンを支払っているという場合は家賃を下げる事が出来ません。

もしも借家であれば家賃を下げる事ができます。

つまり生活水準を下げれば生活ができます。

ローンでマイホームを購入しているとそういった事ができないのでマイホームのデメリットになるでしょう。

『ストーカーなどの被害にあった時に引っ越しができない』

今の時代ストーカーなどの被害に遭う可能性もあります。

ネットを使う事で家を特定されてしまいつきまとわれたりトラブルに発展する可能性もあります。

持ち家だと引越しがしにくく被害にあってもその土地から離れるのが難しいです。

厳重注意で済まされてしまうとその後、逆恨みから事件が起こる可能性もあり命の危険があります。

マイホームだと持ち家を売却するまでに時間がかかりますし、住所を特定されると自分以外の家族にもその危険が及びます。

このようにいまの若い人たちはマイホームを持つデメリットを気にしているようです。

借家であればトラブルが発生したり災害が起こっても住む家を変えることで解決できますが持ち家だとそうもいきません。

メリットもありますがデメリットも存在するのでそのあたりをよく考えてから判断したいと感じているようです。

マイホームは資産になるは嘘?

マイホームは資産になると言われていますがこれは住宅業界の闇だという方もいます。

なぜなら資産価値はほとんど無くなってしまうからです。

少子高齢社会の今この流れはどんどん加速していく事が予想されています。

ベビーブームが起きた際には出生率が大幅に上昇したため将来子供が少なくなるという心配はありませんでした。

しかし、現在は子供の数が減り高齢者が増えている状況にあります。

これによって土地を持っている人やローンが払い終わっている家を持っている人の割合というのはどんどん増えていきます。

したがって家や土地というものの価値が将来的には下がっていくという可能性も十分あります。

また今は家を建ててもその瞬間から売値としては買った時の金額の2/3程度になってしまいます。

資産価値としては下がっていきます。

なので東京の一等地に家を持っている、買っているという方以外は土地の価格が下がっていく一方なので資産にはなりません。

さらに、今はローンを組んでも払いきれないという人もおり結局家を売却してしまうというケースも増えています。

今の時代は何が起こるかわかりません。

コロナによって給料が激減しローンが払えなくなってしまったという方もいます。

こうなってしまうと夢のマイホームを手放すことにもなりかねません。

ローンというのは大きなくくりで言うと借金になります。

学生は奨学金などのローンを経験している方もいると思いますので月々の支払いがいかに大変なのかと言うのがわかるかと思います。

現実問題、奨学金という形で学生ローンを組むことに対する懸念や反対の声などもあります。

さらに住宅ローンまで組むとなると月々の支払いはかなりのものになります。

未曽有の災害に遭う事もありますし、コロナによって給料が下がったり職を失う可能性もあります。

住宅ローンを組むということはそれだけのリスクがあるということをあまり理解していない人も多いです。

ただ、現在ではこういった情報が徐々にネット上で拡散されたことで知識をつけた若い人たちはマイホームをかわないという決断をしているようです。

全ての人がそうということではないですが自分にもいつ降りかかるか分からない災害や病気などのリスクを考えると慎重に判断していかなくていけないのがマイホームではないでしょうか。

昔は終身雇用というものがあったので勉強していい大学に入りいい会社に入れば一生安泰などと言われていた時代は既に存在しません。

終身雇用が崩壊した今私たちは新しい考え方で生きて行く必要があります。

マイホームが資産になるという幻想はもう捨てましょう。

現実問題ローンが払えなくて家を売ることになり思い出も資産も失うことになりかねないのです。

本来であればしっかりとそのあたりの知識やリスクについて住宅業界が発信していかなくてはいけないと思います。

ローンを返してもらえなければ住宅業界も損をするからです。

しかし、目先の利益だけを考えそのリスク説明しないという業界の闇がローン地獄や返済不可の状況を作っている一つの要因だと語っている人もいます。

確かにそういった一面もあるとは思いますがなかなか難しい所ではあります。

住宅業界からすると家がどんどん売れなくなっている中で購入したいという人にわざわざリスクを伝えるかというと同じ立場なら躊躇するかもしれません。

だからこそネットやSNSを活用して自ら情報を集めたり調べていくことが重要だと思います。

ネットで調べれば沢山の情報が出てくるのでマイホーム購入前にさまざまなリスクを知る事ができるでしょう。

さてこここからはマイホームのリスクについても見ていきたいと思います。

マイホームは資産にならない?マイホームを持つことのリスクとは?

ここからはマイホームのリスクについてご説明していきます。

マイホームのリスクとしては以下のような事が考えられrます。

マイホームのリスク

・日本は地震などの天才があり倒壊などのリスクがある
・近隣住民と折が合わない可能性がある

このようなリスクがあります。

ここからは順に説明してきます。

『災害によって家を失うリスクもある』

日本は地震や災害が多くマイホームを購入しても天災によって家を失うこともあります。

ローンを組んでいる状態だと仮に家が破損しても自力で直しながらローンを払い続けることになります。

もちろん、保険などに入っていれば多少のお金は出ると思いますが修復が難しい場合もあるので最悪の場合建て直しも検討しなくてはいけません。

南海トラフや大地震、津波の可能性もあるのでいつマイホームが無くなってもおかしくはありません。

借家の場合、他県に引っ越すこともできますが愛着のあるマイホームを手放すことにもなりかねないので大きなリスクなるでしょう。

仕方のないことではありますが現実を受け入れられないという方も多いです。

仮に保険に入っていても全壊していないと保険が下りないケースもありマイホームを持っている人は災害にも注意が必要になります。

『近隣住民とのトラブルも』

地方に移住するとその土地の文化や慣習、ルールなどがあります。

そのため近隣住民とのトラブルにより持ち家を手放さなくてはならないケースもあります。

実際にあったパターンとしてはこのようなものがあります。

地方に家を買い移住したとある家族がいました。

集落に引っ越してきたということもあり近隣住民からするとよそ者が入ってきたとしてあまり歓迎されていませんでした。

とある日にゴミ出しに行くと近隣住民がゴミ出しについて文句を言ってきました。

口論になりましたがその場はひとまず話がつきトラブルは解決したかに見えましたがその日を境に集落の人からの嫌がらせやゴミ漁りをされてしまいます。

最終的には家の前にごみを置かれたり家族にも危険が及ぶ可能性も出てきたためその家族は結果的に持ち家を売却し他県に引っ越したそうです。

こう言った事例は表になっていないだけで多くあると思います。

近隣住民とのトラブルは何も騒音だけではありません。

その土地のルールに従わない人は嫌がらせをされたりなんらかの被害に遭う可能性もあるので注意が必要です。

このようにマイホームを建てても災害やなんらかのトラブルに巻き込まれてしまうリスクもあるのでマイホームを建てる際にはしっかりと下調べを行い家を建てても問題がないか事前に確認しておくのが良いでしょう。

夢のマイホームはリスクもあり資産としてはお勧めできない!不便なことも多く借家の方がいい場合もある

このように夢だったマイホームを手に入れても様々な理由から手放す人もいます。

何もかもうまく行くわけではありません。

特にローンを組むと言う場合は月々の支払が重くのしかかります。

給料が下がったり収入が上がらないと生活を維持することも難しいです。

金銭的な困窮は精神的にも良くないのでマイホームをローンで購入する場合はよく考えてから購入するのがいいでしょう。

もちろん、金銭的な問題であれば解決方法はあります。

それは副業です。

副業をすることで収入を増やし金銭的な余裕を持って生活することも可能なのでマイホームを検討しているという方はまずは副業探しからするのもいいでしょう。

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お金に関する知識や情報については過去記事で色々まとめていますのでそちらについてもぜひご覧ください。

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