副業を始めたはいいものの、試行錯誤を繰り返してもなかなかうまくいかず、収益がなかなか出ずに苦しんでいる、もしくは苦しんだ経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ただ、「もう少しで花が開くはずだ」と信じて、日々努力を重ねている方も多いでしょう。
では、そんな「うまくいかない副業の辞めどき」とはいつなのでしょうか?
この記事の結論
- 本業に支障がある、半年売上が出ないというときは撤退を考えるべき
- 副業の旬が過ぎた、目的が達成された、現実から乖離した妄想だったと気付いた時も辞めどき
- 副業撤退を回避するには「計画書」の作成・見直し・経験者のチェックが必須
本記事で伝えたいことは上記の内容となります。
今回は、「両学長 リベラルアーツ大学」さんの動画から、「副業がうまくいかないときの辞めどきはいつなのか」について紹介します。
本文は動画を簡易的にまとめたものとなるので、動画とあわせてチェックしてみてください。
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副業撤退の判断ポイント①
「両学長 リベラルアーツ大学」さんは副業だけではなくお金に関する情報を発信しており、YouTubeの登録者数は300万人を超え、「お金の大学」という著書も大ヒットしています。
今回はその「両学長」が、副業を撤退すべきだとする判断ポイントについて語った動画を取り上げます。
冒頭で、両学長は副業撤退の判断ポイントとして以下の5点を挙げています。
引用:
両学長 リベラルアーツ大学
【稼ぎ方実践講座】副業で悩んだ時の「撤退ポイント5選」と、撤退を回避する最重要ポイントを解説【リベ大公式切り抜き】
それぞれ、詳しく掘り下げてみます。
・本業に支障が出ている
大前提として、本業に支障を及ぼすようであれば一旦撤退すべき、だと語っています。
副業が悪影響を及ぼし、体力や気持ちに余裕がなくなることで遅刻や欠勤が増えたりその結果評価が下がったりするようでは、副業どころではありません。
本業があっての副業だということを、常に意識する必要があります。
逆に副業が好調だと、本業にもいい影響を及ぼすことがあるといいます。
具体的には、「副業の過程で身についたスキルやノウハウが本業にも活きた」「本業以外の収入を得られ気持ちに余裕ができた」「職場内でハッキリ意見を言えるようになりかえって評価が上がった」などの背景があるようです。
・半年でファーストキャッシュなし
ファーストキャッシュとは最初の売上のことを言います。
半年その副業を続けたものの、最初の売上・ファーストキャッシュが出ないようなら撤退を考えるべきだと言います。
副業の内容にもよりますが、半年はひとつの目安となり、その間に学んだことを次に活かすタイミングとして線引きしやすい時期かもしれません。
本業に支障を及ぼしていたり半年売上が出なかったりするようなら撤退を考えるべき!
副業撤退の判断ポイント②
「両学長」による副業撤退の判断ポイントを、引き続き見ていきましょう。
・ベンチマークの人すら稼げなくなった
「ベンチマーク」とは、副業を始めるきっかけや目標となった人のことです。
この人がこういうことをして稼いでいる、というのを目の当たりにして、副業を始めたという人も多いでしょう。
ただそのきっかけや目標となった人自体がその仕事で稼げなくなっているようだと、後発組となる人たちがそれ以上稼ぐのはかなり厳しいでしょう。
つまりその仕事の「旬」が過ぎてしまったことを意味するもので、そうなった場合は参入する業種を検討し直すべきだといいます。
・副業以外で目的が達成されてしまった
副業を始める人は、「月に5万円稼ぎたい」など目的をもっているケースが多いでしょう。
ただ、その目的を副業以外で達成した場合、無理にその副業を続けなくてもいいと両学長は語っています。
例えば本業が好調で昇給・ボーナスがアップした、財産を相続して高配当株に投資したら安定収入が得られるようになったなど、そのようなことになれば副業を続ける必要はないということです。
副業は手段であって目的ではない、やらなくていい副業はやらないということを念頭に置いておきましょう。
引用:
両学長 リベラルアーツ大学
【稼ぎ方実践講座】副業で悩んだ時の「撤退ポイント5選」と、撤退を回避する最重要ポイントを解説【リベ大公式切り抜き】
・計画ではなく妄想だった
例えば「3ケ月で売上100万円のつもりだったのに実際は1万円だった」「1日3時間がっつり副業するつもりだったが30分もできていない」など、計画と現実があまりにも乖離していたら撤退を検討すべきといいます。
それらは計画ではなく妄想に過ぎない、ということです。
甘い世界を妄想して副業を始めたものの現実の厳しさを知ってしまった、という人は、一旦冷静に計画を練り直し、それでダメだと判断したら撤退すべきとのことです。
副業の旬が過ぎた、目的が達成された、現実から乖離した妄想だったと気付いたら辞めどき!
副業撤退を回避するためにはどうしたらいい?
では最後に、副業の撤退を回避するためのポイントも確認しておきます。
「両学長」の考えでは、副業の撤退を回避するには「創業時の計画書を定期的に見直す」ことが効果的だといいます。
副業を始める際にその目標やビジョンなどをまとめた「計画書」を作ることを両学長は推奨していますが、そもそも計画書を作っていない、全然見返していない、他人に見てもらっていない、という人が多いそうです。
これまでの事例として、副業を撤退したほうがよさそうな人の多くは「計画ではなく妄想だった」に該当するといい、それを回避するには計画書の作成と定期的な見返しが重要だということです。
自身で見直すだけではなく、他人にもその内容をチェックしてもらい、単なる「妄想」になっていないか、それが現実化してきているかを見てもらうべきです。
その相手も未経験者ではなく、その業種で一定の成果を挙げている経験者に見てもらうことで参考になるアドバイスがもらえる、ということです。
引用:
両学長 リベラルアーツ大学
【稼ぎ方実践講座】副業で悩んだ時の「撤退ポイント5選」と、撤退を回避する最重要ポイントを解説【リベ大公式切り抜き】
「両学長」自身も月に一度は計画書を見直し、他人からチェックを入れてもらうことを未だに欠かしていないそうです。
「計画」と「現実」の差を定期的にチェックし、「計画」を達成するための改善アクションを実行していきましょう。
副業撤退を回避するには「計画書の作成・定期的な見直し・経験者のチェック」が不可欠!
おわりに
今回は「両学長 リベラルアーツ大学」さんの動画から、「副業がうまくいかないときの辞めどきはいつなのか」についてまとめました。
何十年も事業経営を続ける「両学長」自身も、いまだに人の協力を仰ぎながらビジネスを進めているそうで、そんな中副業初心者が「一人でやろう」とするのは無謀でしかありません。
ビジネスは自分の頭の中だけではなく、人と交流しながら進めていくことを意識して取り組んでみてください。