副業コラム

いまさら聞けない「金融リテラシー」とは?身に付けるべきお金の知識と判断力について


商品やサービスを受け取るためにお金を払う
お給料を貰う
貯金をする
銀行からお金を借りる

こういった何気ない毎日の中にお金というものは存在しています。

お金に関する知識や判断力などを総合して「金融リテラシー」と言いますがこれは私たちの生活を良くしたり豊かにするために必要になってきます。

今回は身に付けるべきお金の知識と判断力「金融リテラシー」をテーマにお話ししていきます。

金融リテラシーとは何なの?

金融リテラシーというと難しく聞こえますが簡単に言うとお金の使い方を考えようという事だと思います。

例えば友達との飲み会、結婚式のご祝儀、家族の誕生日のお祝い、旅行はもちろん、パチンコなどのギャンブル、車を買ったり、ブランド品を購入するなどお金の使い道というのは自由です。

しかし、そのお金の使い方に意味があるか、有効に使えるかなどはその人が持っている金融リテラシーによって異なります。

つまり、金融リテラシーを学ぶことで意義のあるお金の使い方を知ることができます。

これによってお金以上のプラスを得る事が出来るので学ぶべきではないかと考えています。

また教育という観点から見ても日本人はお金に対する知識などが少ないとされているので将来大きな損失や弊害を出さないためにも知っておくべきではないでしょうか。

ここからは金融リテラシーがあることでどういったメリットがあるのかについても解説していきます。

金融リテラシーがあることで得られるメリット


金融リテラシーがあることで得られるメリットとはどういったものがあるのでしょうか。
確認してきましょう。
 

メリット


・備えができているのでリスク管理ができている
・詐欺や借金などのトラブルを回避しやすい
・計画的にお金を使うことができるので目的を実現しやすい
・お金の使い道がうまく良い暮らしができる
・家計の管理がしっかりと出来る

 

こういったメリットがあります。

お金というのはその使い方が自由なゆえ何に使って良いのか分からない、どのように使うのが正しいのか判断が出来ないという方も多いでしょう。

基本的には何に使っても問題はありません。

自由に使うことが許されているので法律の範疇であれば好きに使って良いのですが損をするのは勿体ないですよね。

無駄なところにお金をかけてしまうと結果的に損をする形になるので金融リテラシーを学ぶことでそれを回避しようというのが目的になります。

せっかく稼いだお金ですから効率よく、無駄なく使いたいですよね。

実はこの金融リテラシーについては金融庁の「金融経済教育研究会」では4分野・15項目の「最低限身に付けるべき金融リテラシー」というものを挙げているんです。

そちらについても見て行きましょう。

最低限身に付けるべき金融リテラシーとは?


最低限身に付けるべき金融リテラシーとはどういったものがあるのでしょうか。

項目1:適切な収支管理(赤字解消・黒字確保)の習慣化

項目2:生活設計


項目3:契約にかかる基本的な姿勢の習慣化


項目4:情報の入手先や契約の相手方である業者が信頼できる者であるかどうかの確認の習慣化

項目5:インターネット取引は利便性が高い一方、対面取引の場合とは異なる注意点があることの理解

項目6:金融分野共通


項目7:取引の実質的なコストについて把握することの重要性の理解

項目8:自分にとって保険でカバーすべき事象(死亡・疾病・火災等)が何かの理解

項目9:カバーすべき事象発現時の経済的保障の必要額の理解

項目10:住宅ローンを組む際の留意点の理解



項目11:無計画・無謀なカードローン等やクレジットカードの利用を行わないことの習慣化


項目12:人によってリスク許容度は異なるが、仮により高いリターンを得ようとする場合には、より高いリスクを伴うことの理解


項目13:資産形成における分散(運用資産の分散、投資時期の分散)の効果の理解

項目14:資産形成における長期運用の効果の理解

項目15:金融商品を利用するに当たり、外部の知見を適切に活用する必要性の理解



このようになっています。

最低限知っておきたい金融リテラシーという事で参考にしてみてください。

非常に長いのですが政府広報オンラインという所がこの15項目について要約していたのでそちらも載せておきます。

政府広報オンライン公式ページが見たいという方はコチラをタップ!⇒【政府広報オンライン】

金融リテラシーを学ぶうえで重要なポイントは他にもあります。

金融トラブルに注意!


金融トラブルというのは色々なところで発生しています。

実際被害に遭っている方も多く注意が必要です。

詐欺や悪徳商法、闇バイト関連の事件は今でも起きています。

他にも投資詐欺やフィッシング、偽メールから個人情報を取られたり、架空請求もあるので気を付けましょう。

もし被害に遭ってしまったという場合はどうすれば良いのでしょうか。

その場合、金融トラブルの相談窓口「消費者ホットライン」 188(いやや)に連絡しましょう。

金融トラブルを回避する方法は?

金融トラブルを回避するためにはどういった事に気を付ければ良いのでしょうか。

基本的には金融リテラシーを学ぶことで回避できるのですが具体的な話については記載されていないのでここからは具体的な対策方法を解説していきます。

対策方法その1『安易に投資の話に載らない!』

まず、安易に投資の話に載らないようにしましょう。

投資系の話には裏があったり詐欺まがいのモノもあります。

今は投資に興味を持っている方も多いので投資をしてみたいという軽はずみな理由から投資を始める人がいますがしっかり吟味しましょう。

投資に関しては長期的に運営するものが安心とされていますが、全てがそうとは限りません。

友達から投資をしてみない?と誘われて面白そうだから始めたけど全然儲からず借金を作ってしまった。

その後友達とも連絡が取れなくなり借金だけが残ってしまったという話はよくあるので気をつけましょう。

対策方法その2『特別に稼げる・絶対もうかるという話は怪しいと思え!』

世の中には絶対に儲かるものや稼げるというものは存在しません。

もしもそんなものがあるならあなたのところに話が来ることは無いでしょう。

実際、ポンジスキームなどの詐欺に遭ってしまい大金を失った、友人に紹介したがその人も騙されてしまったという話はよく聞きます。

友だちを無くしてしまいますし、信用も無くなります。

お金以上に大切なものも失ってしまう可能性があるので「絶対に稼げる」「私だけが知っている特別な銘柄を教えます」等の甘い話には騙されないようにしてください。

対策方法その3『即決せず時間をかけてしっかりと調べて考える』

即決しないというのも重要です。

人間は意外と冷静な人でも話に乗せられてしまい即決したが結果的に損をした、詐欺だったというケースが多いです。

世の中にはうまい話はそう簡単には転がっていません。

稀にノリや勢いでやった結果上手く行ったという人もいますがそれはただ運がよかっただけです。

自分の判断が正しかったわけでは無いケースが殆どですし、そういった稀なパターンだけを見てトライするのはあまりにも危険です。

即決するのではなく冷静になりしっかりと調べて安全性を確認してから利用する事をお勧めします。

対策方法その4『詳しい人や周りの人にも相談してみる』

第三者への相談や誰かに話を聞いてもらうというのはとても有効な手段です。

自分は良いと思っていても客観的に聞くと穴がある話や怪しいという事はよくあります。

自分視点では見えない点を説明してくれるので誰かに相談するのが良いでしょう。

またアドバイスを貰ったり意見してもらうことでより納得できる答えを見つける事も可能です。

仕組みや内容が分からないという方は特に誰かに相談したり話を聞いてもらう事をお勧めします。

対策方法その5『無くなっても良いお金で投資する』

基本的に投資はなくなっても良いレベルのお金でやるのが良いです。

どうしてもリスクがあるので失ってしまう可能性があります。

そんな投資に生活費を当ててしまったり自分の全財産を投資するというのは賢い選択ではありません。

投資で成功している人はかなりの金額を投資しているように見えますがそれはかなりの金額を稼いでいるからです。

元手が大きければその分リターンも大きな投資はまず出資金の確保が必要です。

本業で稼いでいる人は資産をただ持っていても仕方ないので失っても良い範囲で投資をしています。

私達から見ると本業で稼ぐ金額が違うので額が大きく見えますが本業で稼いでいる人も生活費を投資しているわけではありません。

投資する場合はどの位投資するのかその投資額を決めそれ以上は使わないようにしましょう。

このように金融トラブルを避けるには金融リテラシーを学びしっかりと知識を付けつつ上記のような点に気を付ける事が重要です。

学びに年齢は関係ない!誰もが金融リテラシーを学ぶ時代?!


学びに年齢は関係ありません。

今がいつだって一番若いんです。

金融リテラシーを学ぶことで普段の生活にも役立てる事が出来ますし、金融資産を守ったり増やすことも可能です。

そのためには日々勉強が必要です。

今国は金融リテラシーの重要性を理解し始めています。

そのため一定の年齢層の方はこどものころ金融リテラシーを学びませんでしたが今は違います。

こどもたちもお金の重要性を学び知識を付けています。

現在成人されているという方は今からでも遅くないので金融リテラシーを学び知識を付けて効率よく気持ちの良いお金の使い方をマスターしてください。

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