オンラインやリモートの働き方が広がっていることで、都心の会社に籍を置きながら地方で働くということが可能になっています。
それは副業でも同じことが言え、例えば地方企業の求人などを、他の地域にいながらにしてリモートで対応することができるようになっています。
このように、副業もオンライン・リモートによって幅が広がってきています。
今回は、「ABEMAニュース【公式】」の動画から、地方企業の求人需要やその収入形態などがどのようなものかを追っていきたいと思います。
本文は動画を簡易的にまとめたものとなるので、動画とあわせてチェックしてみてください。
地方企業での副業にはどのようなメリットがある?
日本政府が数年前から取り組む「働き方改革」により、副業や兼業に取り組む人が増えてきております。
その流れを汲み、副業人材のマッチングサービスを展開するサイトも登場しています。
「チイキズカン」というサイトでは、地方企業とスペシャリストをマッチングすることを目的としています。
ここでは、静岡にある建設会社と独立を考える社会人のマッチングの例が取り上げられていました。
特に地方の企業では人手不足が顕著となっており、必要な人材を確保できないという問題が浮かび上がっています。
その解決策のひとつとして注目されているのがこの「地方企業とスペシャリストとのマッチング」サービスです。
必ずしもその地方に移住する必要はなく、いま住んでいる場所を変えることなくオンライン・リモートで取り組むことができる仕事があります。
そこに副業を始めたい人とのニーズが合致している、ということです。
副業を始めたい人の目的のひとつには、「いずれ起業したいが現状ではリスクが大きく、まずは副業で経験を積みたい」という思惑があります。
引用:
ABEMAニュース【公式】
【年収1000万円級】地方×高収入の“新しい副業の形”とは「残業代をどっちの企業が払うか」労働時間の課題も 中室牧子教授が解説|アベヒル
本業がある、家族がいるなどの理由でリスクを抱えずに副業を始めたい、そしてなるべくなら将来起業するジャンルに近い仕事に就きたいという希望をマッチングするものとなっています。
副業をお考えの皆さんも、いま都会に住んでいる方は地方の企業の、逆にいま地方に住んでいる方はまた別の地方の企業の求人に応募するというのも、新たな選択肢になるのではないでしょうか。
オンライン・リモートで地方の求人に副業として応募できる!将来の起業に備え低リスクでチャレンジできるメリットも!
地方求人ではどれくらい稼げるのか?
地方の求人で働く上で、どれくらいの収入を期待できるのでしょうか。
その金額は求人の内容によって様々ですが、時給換算にして5000円、年収換算にして1000万円以上となる高収入マッチングも可能だということです。
引用:
ABEMAニュース【公式】
【年収1000万円級】地方×高収入の“新しい副業の形”とは「残業代をどっちの企業が払うか」労働時間の課題も 中室牧子教授が解説|アベヒル
これは都心のスタートアップと同様の給与水準となります。
副業なのでその仕事だけで1000万円を稼ぐのは難しいでしょうが、自分が取り組める時間分の仕事量を予め企業側に伝えることでマッチングがしやすくなります。
求人を出す地方の企業側でも、「こんな高レベルの人が来るのか」と感心されるケースが多いそうで、時給分の働きでいいとなるためコストパフォーマンスも高いということです。
というのも、地方の企業にはマーケティングや人事などの専門家がいないケースが多く、そこに豊富な経験や知識を持った人が入ることで経営レベルや企業の価値も高まり、将来的に産業が活性化するということだそうです。
また、応募する人の経験などを活かし違う事業同士が掛け合わさることで、その副業先の事業の幅も広がり、スピード感も上がるというメリットもあるようです。
働き手は自宅にいながら高収入を稼ぐことができ、地方の企業は新たな価値を生み出せる人材を確保できるという、win-winな関係を築ける素晴らしい取り組みだと思います。
年収換算で1000万円以上の求人も!働き手と地方企業のwin-winの関係が作られる!
どんな職種に需要があるのか?
地方求人と副業とのマッチングにお互い旨味があるとはいえ、どんな職種でも応募しているというわけではなさそうです。
では現状としてどのような職種に需要があるのでしょうか?
動画内では以下のように解説しております。
ABEMAニュース【公式】
【年収1000万円級】地方×高収入の“新しい副業の形”とは「残業代をどっちの企業が払うか」労働時間の課題も 中室牧子教授が解説|アベヒル
動画内で取り上げられていた事例のように、マーケティングやPRという職種が特に需要が見込めるようです。
地方にはその専門家が不足しているということで、需要が生まれているようです。
また9位の「生産/製造」という職種も、元々は副業で人材を確保するという傾向には無かったものの、近年その需要が高まっているということです。
今回の順位に限らず、いろいろなところでその需要が生まれているのだと思います。
今持っているスキルや経験を活かした形で副業を始めてみたいという方は、ぜひ選択肢のひとつに加えてみてください。
マーケティングやPRなどの職種は需要が高い!それ以外の職種でも需要は高まりつつある!
おわりに
ポイントまとめ
- オンラインで地方求人に副業としてチャレンジできる、起業への備えとしても有効
- 年収換算で1000万円以上の求人もある、働き手と地方企業でwin-winの関係が構築
- マーケティングやPRをはじめ、いろいろな職種で需要が高まっている
「ABEMAニュース【公式】」の動画から、オンラインで地方求人の仕事に取り組む副業がどういうものなのかをまとめました。
高収入も可能だとする金額面だけではなく、生活環境や本業などを変えず新しいことにチャレンジできるという点でも魅力を感じます。
一方、本業がある方の場合はいま勤務している企業で副業が認められているのかという点をクリアする必要があります。
それに加え、ライバル企業などでの勤務を禁止する「競業避止義務」を課すことも多く、それらの制約からなかなか副業に踏み出せない人も多いそうです。
とはいえ、副業の幅が広がっていることは確かで、自分のスキルを活かして高収入を得たり、環境を変えることなく新しいチャレンジができるチャンスでもあります。
副業マッチングサービスの活用なども視野に入れながら、地方求人での副業を検討してみてはいかがでしょうか。